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雌雄同体のウミウシとかサンゴとか・・

最高気温22.5度 最低気温18度
海水温23~24度 透明度~18m
一湊お宮さん下&タンク下(2ボート)

海は凪。
水中はなんだか白濁りしていました・・
水面近くにはキビナゴの大群がキラキラ光り、
その輝く『キビナゴ★カーテン』をくぐり抜けながら進みます♪♪

本日けんじガイドのファンダイビングにご参加は
茨城からお越しのTさんと神奈川からお越しのYさん。
昨日は縄文杉~白谷へ。
今日は2ボートダイブ後、平内海中温泉へ。
そして明日は黒味岳登山・・・とってもアクティブなお二人にびっくり。

『シンデレラウミウシ』(上の写真)。
何もふざけいる訳ではありません。正式な和名デス(*^^*)
彼等の交接はまだ観察できます。
下の写真では3匹が連なって交接中のようです・・(下の写真)
雌雄同体だからこそ、なせるワザですな~

うずまきが卵。左下にいるのが産卵した個体。

屋久島のシンデレラ(大人)は体長約8cm位とかなりBIGに成長するのですが、
今時期は約1cm程のチビ★シンデレラ(子供)※下の写真※を観ることができます。

華奢なイメージの名前から、あまりに大きいとアレですが(苦笑)
小さいと名前にピッタリはまり、大変可愛らしく美しいもんです(*^^*)♪

6/11に観察した『まる』ハナガタサンゴ(*^^*)の産卵について、
かのサンゴは『雌雄同体・放精放卵型』なのだそうです!

『マルハナガタサンゴ』
オオトゲサンゴ科ハナガタサンゴ属マルハナガタサンゴ
Lobophyllia corymbosa
※ハナガタサンゴ属は雌雄同体放卵放精型

ですから、放たれた白い煙は精子、ピンク色の粒々は卵子。
そして、雌雄同体ということは、一つの固体の中に
オスとメス両方の性を持つということですので、
精子・卵子が同じ個体から放出されることは勿論アル!訳ですね。
ということは、先にご報告した事象(以下の写真)は間違いや勘違いではなく、
全て裏付けされた事実となった訳デス。あ~良かった(笑)

★放卵

★放精

★同時に放精放卵

ここで面白いのは、精子・卵子がバンドルのように水面へ一気に浮上するのではなく、
サンゴの上層に留まり、フワフワ漂っていたということ。
これはきっと確実に受精する為の緻密に計算された戦略なのでしょう!
そして、同じ種の個々の群体が、申し合わせたように一斉に放精放卵する・・
そのメカニズムも素晴らしいですね。
これは月が大きく関係しているらしいと言われていますが、
まだはっきりとした科学的説明はできていない。
人間が知り得ている事など、ほんの少しだけなんだと思い知らされます。

ちなみにミドリイシなどの枝状サンゴは雌雄同体・配偶子放出型・・
いわゆるバンドル(精子と卵子が詰まったカプセル)を放出する訳ですが、
これは水面でそのカプセルがはじけて初めて受精できる訳です。
マルハナガタサンゴと同じ雌雄同体なのに、受精までのプロセスに違いがあるのも興味深いデス。
その違いについては、ぜひ色々と考察してみたいと思いま~す♪

※私の元上司よりビデオで撮影した際の時間データを頂きましたので追記します。

2009年6月11日
18:52 既にチョウチョウウオが集まっていた。盛んにポリプをつついている。
      まだライト無しで撮影可能

19:13 チョウチョウウオが激しく動き出す。
      まだ薄明るい

19:20 濁りと共に少量の卵が確認できる。

19:24 濁りが激しくなる。放精している個体を確認する。

19:29 放精する個体を多数確認する。

19:30 濁りが激しくなる中、卵子の数も急激に増える。

19:32 抱卵する個体を多数確認する。

19:43 濁りが薄くなる。

19:44 放卵する個体がなくなる。放精放卵を終えた個体は小さくなる。

19:45 ほぼ終了と判断する。

以上デス★


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