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サンゴのお抱えシェフ

連日サンゴ話デス。
そして今日もサンゴ話デス★

この時期は3種類のサンゴ調査に参加し
頭はすっかりサンゴモード。
来年は国際サンゴ礁年だしね。

今日はサンゴの食生活について♪
さて、ここで問題デス。

Q;サンゴは何を食べているでしょう?


下の写真はクサビライシというサンゴ。
楕円ひとつが1個体。その楕円の真ん中
一文字のところが「サンゴの口」デス。

A;こたえはプランクトン!


自らの「手」でプランクトンをガシッと捕獲。
それを口の中へほおばって
ムシャムシャモグモグ・・
食事の時間帯は主に夜。
ナイトダイビングすれば
あちらこちらでサンゴたちが
自らの触手を何本もビヨーンと伸ばしている光景が
きっと見られますよ~


下の写真はオオハナガタサンゴが
土嚢袋の切れ端を間違って?食べているところ。
消化不良でおなかこわしちゃうよ~(汗)
丸ひとつひとつが1個体。その丸ひとつの真ん中が口。


しかしながら実をいうと
サンゴって自身はあまり働かないの。
必要なエネルギーのほとんどは
サンゴの体内で暮らす「お抱えシェフ」にたよっています。
シェフの名前は「褐虫藻」。
実は植物なんですな。


植物のシェフは太陽の光を使って
光合成をします。
そして出来上がった「エネルギー」を
「はい、ご飯ですよ~」と、サンゴへ分けてあげるのです。


シェフからもらった「ご飯」をウマイウマイと食べたサンゴは
その後しばらくすると当然「排泄物」を出します。
するとシェフは今度はそれを再び光合成に使うので~す。
つまりサンゴのウンチをリサイクルし、
新たなエネルギーを生み出すわけデス!


これぞ「共生」。
世の中、偏った共生「偏利共生」はよくありますが、
共に暮らすことで両者に利益がある
こんなにも完璧で密接な共生関係って
他にあるでしょうか?


ここで疑問がふつふつと・・
彼らは一体いつ、どのように「契約」を結んだんだろうねぇ
不思議だなぁ・・


byヒロミ。

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